それは、私立探偵として活躍するソフィアの元に来た、いつものようにありふれた依頼の筈だった。
依頼主はとある製薬会社の理事長。その娘が数ヶ月前から行方不明だというのだ。
警察には連絡を入れてあるが、すでに捜査は暗礁に乗り上げており、匙を投げた官憲に見切りをつけ、巷でも有名なソフィアに依頼をしにきたと言うのだ。
「O.K。まかせて、きっちりと済ませて見せるわ・・・」
自信満々にソフィアはその切れ長の眼を依頼者に投げた。
捜査線上に浮かび上がったのは、とある有名会系の暴力団。
常に抗争を起こして近隣に少なからず被害を出し、それにまつわる銃器の密売容疑、組員による薬物の栽培や密輸入、はては裏に廻るとサイバーテロまがいのマネーロンダリングや、人身売買にまで手を染めているらしいという、かなりきな臭い噂で持ちきりだ。
今回の調査で浮かび上がったのは、そのなかにある『薬物の栽培や密輸入』と言う項目である。
行方不明になった令嬢の父が理事を勤める製薬会社は、この度新薬の発表をしていた。
薬品名は「BASTER-0012115」という仮の名称が付けられている。いわゆる「未認可」の薬品。
強力でありながら、副作用を伴わない優れた抗がん剤として、厚生省の認可を取り付けようと、巷で有名になっている。
調べている内に、裏の情報が入り込んできた。
その「表向き」抗がん剤として扱われるその新薬には、とある一種の麻薬に近い成分が内包されており、それがかなり強い催淫性を持っているというのである。
人身売買にも手を染めていると言う、この暴力団が、この薬に着目しない筈はなかった。
そこで、ソフィアはいつものように潜入調査を開始した・・・ところだった。
「お初にお目にかかります、ソフィア=・・・まぁいいでしょう。高名な貴女にお会いできて、光栄の至り」
「ゴタクはいいわ、犯すなら、さっさと犯しなさい・・・!」
ソフィアはアジトの地下室に連れて来られ、両腕を吊られて拘束されていた。
死地を幾度と無く潜り抜けてきたソフィアでさえ瞠目するほどの、巧妙に仕組まれた罠だった。
そう、依頼主に娘など、最初からいなかったのである。
「今回の新薬は特別でね・・・この実験に成功すれば、巨万の富が約束される・・・まさに、金の生る樹・・・いや、森といったほうがいいかな・・・」
暴力団の組長と、製薬会社のオーナーが並んで、拘束されたソフィアを見下ろしていた。
「いや、それにしても美しい・・・実験体として、これほどの素体はありませんよ・・・!!」
「な・・・!ま、まさか・・・・!!!?・・・や、やめろ・・・!!」
もがいたがどうにもならなかった。瞬く間に轡を嵌められ、その目の前に、例の新薬が持ち込まれた。
ドロリとした液状のものを手にたらし、揉みこむ・・・そのドロドロの両手が、ソフィアの背後から迫ってくる・・・!!
「ぐ・・・っ!!!ふぐぐっっ・・・!!!ぐぅぅぅぅぅっ・・・・!!!!!!」
衣服の上からの、巧妙で執拗な愛撫が始まった。
「ひぐぅぅぅ・・・・!!!」
信じられない即効性だった。擦り込んで一秒と立たない内に、その部分が熱くなり、たまらぬ掻痒感を吹き上げて来る。
「ふぅぅぅ・・・!ふぐぐぅぅ・・・!!はふぅぅぅ・・・・!!!」
ソフィアは激しく首を振り乱していた。立った少量擦りこんだ薬のせいで、既にこんなにも狂おしくなってしまうとは・・・
「ひぐぅっ・・・!!!」
胸を乱暴に背後から鷲掴む。そんな荒々しい愛撫ですら、溜らぬ愉悦となって、下半身の蜜の泉に電流を流す。
「おお、すげぇ・・・後から後から滝のように流れ出してくるぜ・・・!!」
『あああ・・・嘘・・・嘘・・・』
心の中で懸命に否定しながらも、肉体は正直だった。伸びてきた手が、ソフィアの一番敏感な部分を弄りだす。
「ふぅぅぅぅっっっ!!!ふぐっっ!!!ぐぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!!」
肉襞を少しつまむだけで、中の肉を指で軽く掻くだけで・・・そして一本指を差し込むだけで、何度も軽い絶頂に背筋が痺れた。
「ふぐ・・・!ふぅぅ・・・!ふぅぅ・・・!」
度重なる絶頂感に気を失いかけるソフィア。
「素晴らしい・・・では、第2段階と行きましょうか・・・!」
製薬会社のオーナーが、興奮を抑えきれずに組長を促した。
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