恋人を求めて・・・

それは、私が「アリサ・サリナ」の事件に関わってから3ヶ月ほど経って、アリサを女調教師マリアの家まで送っていった日の事だった

心の壊れてしまった可哀想な娘アリサと、その復讐の為とはいえ、同じように見も心も蹂躙されてしまった娘サリナ・・・

2人は引き合わされた瞬間から、どこか自分たちが似ているように感じたのだろう・・・お互い擦り寄って、じゃれ合い始めた

お互いの唇を重ねあい、舌を吸いあい・・・互いのカラダをまさぐり始め、甘い吐息を漏らし始めた

「くふぅん・・・・☆んんん・・・」

「はふ・・・ん・・・・んぐぅ・・・」

そんな愛らしくも哀れなじゃれ合いを眺めながら、私はホッとしてマリアをみると、彼女もどこかホッとした顔で私の顔を見返してきた

そしてマリアの家を発ち、自分の家に帰ってきたのだが・・・・



我が家の異変に気付いたのは、玄関の扉を開けようとした時だった

内側から勝手に開くと、そこにヒカルが服を無残に切り裂かれた状態で、今にも倒れそうになりながらも私の顔を見ると、「ホッ」とした表情も一瞬、その場に倒れこんでしまった

「どうしたんだ・・・!?ヒカル・・・ヒカル・・・!?」

まさかサリナに関する事での何者かの仕返しか・・?一瞬、そんな嫌な考えが頭をよぎった

間接的とはいえ、マリアの「地獄」に手を貸したのだ・・・ある程度は覚悟はしていた・・・・が

どうも、それとは違うようだ・・・・

「誰かいるのか・・・・!!??」

私は玄関から奥に向かって叫んだ・・・しかし、返事はない

ヒカルを抱きかかえたまま、私は奥へと進んだ

「誰だ・・・・???」震える足を何とか踏ん張って進む・・

「ひやはぁぁ・・・・・・!!!」奥からふいに、アンヘルの叫び声が聞こえてきた

それは今まで聞いた事のない声だった

いつも屈託がなく、どんな調教にすら笑顔を絶やした事がないあのアンヘルが、悲鳴を上げているのだ・・・

「アンヘル・・・!どうした・・・・!!」

ヒカルを廊下の壁に寄りかからせて安置すると、声のした方に走りこんだ

そこには、精液塗れになって倒れているマキコと、後ろ手に縛られて同じように精液塗れになっているアンヘル・・・そして見も知らない美少女がいた・・・


いや・・・美少女といっていいのか・・・・その娘の股間には、明らかに肉棒が生えていた

肥大した淫核(クリ@リス)とも違う、完璧なペニスである

そのペニスを無理矢理アンヘルに押し付けてイマラチオをさせていた

「うえ”っ・・・えううっ・・・うぐぅぅ・・・・ぐぐぐっっっ・・・」

アンヘルが激しくえづいても、その娘はアンヘルの頭を掴んで離さず、ぐいぐいと己の肉棒を打ち込んでいる

・・・なんとも不思議な光景だった・・・

普通なら、凄惨な状況のはずなのに、この2人のやりとりは・・・・

2人の天使が、じゃれ合っているようだった・・・そんな感覚に捕らわれてしまった

先程、アリサとサリナのじゃれ合いを見てきたからだろうか・・・

いや、違う・・・しかし、そんな雰囲気が私に落ち着く機会を与えてくれた

一息ついて、私は、その美少女(?)に改めて問いただしてみた

「キミは、一体・・・誰なんだい・・・??」

努めて優しく、そう言ったのは・・・この美少女がアンヘルをそうやって責めながらも泣いているのを見たからだ・・・

この子はアンヘルと、何か関係があるのだろうか・・・・?

「・・・・恋人なの・・・・」少女はふっと呟いた

「恋人・・・・?」

「アンは、私の恋人なの・・・!!!!!」キッと私を睨みつけて、美少女は叫んでいた

「アンは、私だけのものなの・・・なのに、このこったらいつも気が付くとどこにでも飛んで行っちゃって・・・悪い子なのっっ・・・!!」

そう言いながら更に激しくアンヘルを責める

「・・・・・そうなのか?アンヘル・・・・?」

「うへぇぇ・・・・えほぉぉ・・・・んぐ・・・ご・・・ごめんなさいぃぃ・・・ラミアぁぁ〜〜〜」

激しいイマラチオに涙目になりながら、アンヘルがラミアを見上げて懇願する

しかし、その顔は反ってラミアと言うこの美少女の嗜虐心を刺激してしまったようだ

「駄目よ・・・!!もっと、もっと・・・罰をあげる・・!!!」

そういいながら、もう何度目になるのか・・・アンヘルの口中に精液を注ぎ込んだ

どぷぷっっ・・・どくどくどく・・・どぴゅる・・・・・

「あああうう・・・・御主人様ぁぁ・・・・たふけへぇ・・・・」

「御主人様・・・?貴方が・・・・?アンヘルの、御主人様・・・・??」

アンヘルの呟きを聞いて、ラミアガ私を見た

「そうだよ・・・・森の中でこの子と出あった・・・・以来、私がこの子の御主人様だよ・・・」

そう言いながら、私は2人の前にしゃがみ込んだ

「ふむ・・・・」まじまじとラミアを観察する

驚いた・・・彼女は稀有な存在、「両性半陰陽」、いわゆるアンドロギュノスというものだった

完璧な男性器と女性器が付いていた・・・しかし男性器の部分である睾丸と、女性器の部分である淫核が無く、そのかわりがペニスと女陰になっている

「な・・・何を見ているんだ・・・・」その視線に気が付いて、ラミアが赤面して私を睨んだ

その顔がとても愛らしかった・・・

私はニッコリと笑いかける

「どれ・・・私も手伝ってあげようか・・・?」

不意の申し出に、ラミアどころか、アンヘルまでもが驚いていた

「な、なんで・・・?御主人様ぁぁ・・・」涙目になってアンヘルが訴える

「だって、アンヘルは・・・こんなに可愛らしい恋人がいるのに、飛び出して私のところに来てしまったのだろう・・・?」

「可愛い恋人」という言葉に反応して、ラミアが赤面した・・・その顔もまた愛らしかった・・・

「だって・・・だって・・・ラミア・・・いつもこうやって・・・酷くボクのことイヂメルの・・・あ・・・・はぁぁ・・・」

「そうか・・・・いつも酷い事をするのか・・・じゃぁ、アンヘルだけが悪いわけじゃないんだね・・・?」

「な、何を・・・・!?」ラミアが狼狽して私を見る

「2人とも、『おしおき』が必要みたいだね・・・アンヘルは恋人を置き去りにした罰、ラミアはその恋人にいつも酷い事をしていた罰だ」

「あ・・・や、やめろ・・・馬鹿っ・・・何をするんだぁぁっっっ・・・!!」叫んで暴れるラミアを押さえつけると、私はアンヘルと同じように後ろ手に縛り上げてしまった

そして2人を抱き合わせにして床に転がす

「じゃ、いくよ2人とも・・・」バイブを2本出して、それぞれ2人のアヌスに当てがう

「ふぁぁ・・・・!!!」
「はぅぅぅぅ・・・!!」

2人の天使の甘い喘ぎ声が部屋中に響き渡った・・・



その日以来・・・

我が家に新しい住人が増えた

彼女(?)の名はラミア・・・・アンヘルの恋人・・・

いつもどこか反抗的なのだが、アンヘルと一緒にしてあげると途端に素直になる・・・調教するときも、一緒にしてやるだけで仲良く愛らしい喘ぎ声を上げ始めるのだ・・・

「ああ・・・アンんん・・・一緒に・・・一緒にイって・・・・!!」

「ああ・・・ラミアぁぁ・・・・・ボク・・・イク・・・・イクよぉ・・・・」

その日も、愛らしい2つの絶叫が部屋中にこだました

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